01Re:flector
忘れたいのに〈君〉の記憶がずっと残っている。街に灯りがともるたび、夕食の匂いも、交わした言葉も蘇る。今もドアの向こうから帰ってくる気がする。けれど、その姿は灰色に滲んで消えてしまう。それでも彼女は〈君〉のいない続きを、自分の手で描こうとしていた。
トウメイカイロ
ARTIST PROFILE
孤独も、溢れる感情も、そのままでいい。
静かに移ろう、その瞬間にそっと寄り添う音楽をうたう。
過去には戻れない。
それでも、記憶を連れて未来へ走る。
ネオンが滲む深夜の街。息苦しい日々を抜け出すように、ひとりの女性を乗せたタクシーが遠くへ走っていく。会えない誰かへの思いも、忘れられない日々も、愛したことで知った弱さと強さも抱えたまま、彼女はもう戻れない道の先へ進んでいく。
『Night Taxi』は、戻れないことを受け入れていく心を描いた、儚くも力強い夜の逃避行の楽曲です。
NIGHT TAXI — MUSIC VIDEO STILLS





4つのシングルは、ひとりの彼女がたどる一続きの夜の物語。
忘れたいのに〈君〉の記憶がずっと残っている。街に灯りがともるたび、夕食の匂いも、交わした言葉も蘇る。今もドアの向こうから帰ってくる気がする。けれど、その姿は灰色に滲んで消えてしまう。それでも彼女は〈君〉のいない続きを、自分の手で描こうとしていた。
ネオンだけが光る空白の街で、彼女は画面に残された〈君〉の履歴を何度も読み返す。自分は何者なのか。なぜ、こんな痛い日々でも生きてしまうのか。答えは見つからない。〈君〉がいない痛みも、自分を嫌う心も、彼女はその呪いごと抱えて生きると決めた。
夜が明けても、日常は何も変わらなかった。満員電車に押し潰され、優しい顔をした人たちに、繊細さも誠実さも利用された。誰もが自分を守り、正義は口先だけだった。消えてしまいたいほど傷つき、求めるほど奪われ、誰とも分かり合えない。それでも彼女は、ボロボロのまま立っていた。
行き先を決めないまま彼女はタクシーに乗り、「ただ遠くへ」と告げる。ミラー越しに運転手は「もう戻れない」と笑った。街の灯りが遠ざかる。もう戻れなくていい。〈君〉への愛も、愛したことで知った弱さと強さも、傷ついた日々も連れていく。過去へ戻るためではなく、自分の未来を選ぶために。
孤独も、溢れる感情も、そのままでいい。
静かに移ろう、その瞬間にそっと寄り添う音楽をうたう。
透明感のある歌声と、息遣いや震えまで生かしたエモーショナルな歌唱。
エレクトロニカとオルタナティブロックを軸に、電子的なビートやシンセと、テレキャスター・シンラインの繊細で鋭いギターを重ねたサウンド。
歌唱・作詞・作曲・編曲・ギター演奏から、映像表現のディレクションまでを一貫して手がけています。
透明回路は、正体を明かさないシンガーソングライターによる匿名音楽プロジェクト。静かに積み重なっていく孤独、途切れた未来、不安、それでも消えなかった「歌いたい」という衝動。透明回路の楽曲は、その孤独と微かな希望のあいだで生まれる。
作詞・作曲・編曲・歌唱・ギター演奏までを手掛け、電子音と生音の境界を漂うようなサウンドが特徴。誰にも届かないはずの感情が、なぜか誰かの心の奥に触れてしまう瞬間。透明回路は、その“理由のない共鳴”で心の回路を繋ぐ。
過去にはバンドやソロ名義で活動し、全国規模のコンテストやオーディションで受賞・選出を経験。アニメ作品のスキャット歌唱にも参加している。それらの経験を伏せたまま、2026年に「透明回路」を始動。TikTokでの歌唱とキャラクター性を通じてファンを獲得し、1st Single「Re:flector」リリース以降の数曲はYouTube Music、Apple Music、Spotifyの公式プレイリストに複数採用された。現在は楽曲制作だけでなく、ライブ活動準備中など“体験としての世界観”へ活動を広げている。音と光、新たな表現で、透明回路の世界をより深く、立体的に届けていくことを目指している。
@toumeikairo
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