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透明回路
DISCOGRAPHY

Night Taxi

4th SINGLE

Night Taxi ジャケット

MUSIC VIDEO

CONCEPT

これまでの3作で描いてきた「壊れた心」「葛藤」「反射する大切な記憶」の延長線上にあり、その続きでありながら、新しい始まりとなる4thシングル。

これまで描いてきた“内側の陰”を受け継ぎながら、本作ではその感情を、よりドラマティックで普遍的な風景へと投影しています。

舞台は、夜のネオンが滲む都心の街。壊れた心を抱えた主人公は、異世界へ向かう深夜のタクシーに乗り込み、現実から少しずつ離れていきます。「もう戻れない」と告げられながら走り続ける車内で揺れるのは、近いのに遠いふたりの心と、触れられそうで触れられない関係。その矛盾を抱えたまま進む、夜の逃避行を描いています。

壊れた心の奥に残っていたのは、誰かに向けられたわずかな哀情や愛情、誰かを想う気持ち、綺麗なものに惹かれる気持ち。そんな人間臭い感情をまだ抱いている自分が、とても人間らしく、どこか滑稽にも見える。

温かい日々は、瞬きのような一瞬で過ぎ去ってしまう。世界線がずれたまま、何度触れても交わることができなくても、それでも一瞬だけ「本当かもしれない何か」を探してしまう。

壊れているのに美しく、今を素晴らしいものだと捉えながらも、どこか切ない。過去へ戻るのではなく、大切な記憶を連れて未来へ進むための、夜の逃避行を描いた作品です。

EMOTION / SCENERY

感情
壊れた心、揺らぎ、哀情と愛情、矛盾。誰かを想う弱さと強さ、未来へ進む意志。
情景
夜のネオンが滲む都心。現実から少しずつ離れ、戻れない異世界へ向かう深夜タクシーの車内。

『Night Taxi』は、壊れた心の主人公が深夜のタクシーで戻れない道を走り、大切な人の記憶を連れて未来へ進む、夜の逃避行を描いた一曲です。

LYRICS

随分遠くまで来ました
行き先はいつかの感傷論ですが
騙し騙しで繋いでいたい貴方は壊れていますね?
うっざいな こんな夜も泣ける

会えない気持ちメーター上がる
深夜割増のようで
もう風がふく

きっと最低なカルマ思い出すばかりで
遠くに遠くに私はここよ

哀情に滲んでぇ
形など 要らないね
重ねて 重ねて それでもいい

テールランプ息づく
揺らいだ合図触れられないみたいだね

随分遠くまで来ましたけど 何一つ知らない道
ミラーに映るドライバー笑う
貴方は戻れないですね

街明かり落ちてゆく

もう戻れなくていい

最低な日々に思い焦がすばかりで
貴方を思った弱さと強さ
愛情で滲んで 正気じゃいられないような
くだらない脳裏で 私を呼んで

ずっとずっと僕ら
何度だって触れても交われない 世界線の上で
瞬く日々は過ぎ去って行くだけみたいだね